過食と親子関係の苦しさを変えるために大切なこと

過食が止まらない。
子どもとの関係がうまくいかない。
どんな言葉をかけても、かえって悪くなってしまう気がする。

そんなふうに感じて、苦しさを抱えている方は少なくありません。

何を試しても変わらないように思える。
でも、本当はこのままではいたくない。
少しでも変わりたい。親子の関係を取り戻したい。

そのような想いを持って参加された受講生の方々が、4か月間・全8回のマインドフルネス講座を修了されました。

今回は、その中で見えてきた変化についてお伝えします。

目次

4か月の講座で起きた変化

今回の講座で多くの方に起きていたのは、単に知識が増えたという変化ではありません。

日々の関わり方や、自分自身との向き合い方が少しずつ変わっていく。
そんな、暮らしの中で実感できる変化でした。

たとえば、親子で過去の出来事を落ち着いて振り返れるようになり、これまで避けてきた話題についても少しずつ話し合えるようになった方がいらっしゃいました。

また、お子さんの気持ちを「どうにかしてあげよう」とするのではなく、まず受け取る関わりができるようになったことで、摂食障害のお子さんが本音を話してくれる時間が増えたという声もありました。

子どもの感情に飲み込まれず、ほどよい距離感を保てるようになった方もいます。
それまで振り回されているように感じていた毎日から、少しずつ抜け出せるようになっていったのです。

さらに、ご自身の過食衝動についても、ただ「食べてしまった」と責めるのではなく、その奥にある本当のニーズに気づけるようになった方もいました。

自分を責め続けるのではなく、
「私は何を感じていたのだろう」
「本当は何を必要としていたのだろう」
と、自分を理解する方向へ変化していったのです。

そのほかにも、理由が分からなかった体調不良の背景に気づけるようになったり、自分の気持ちを相手に伝えられるようになったりした方もいました。

我慢するか、過食するか。
その二択だけではなく、自分を大切にする別の選択肢を持てるようになったことは、とても大きな変化です。

最終回で見えた大きな共通点

4か月間のマインドフルネス講座を通して変化された方々には、共通していることがありました。

それは、「ひとりで頑張り続けなかった」ということです。

同じ悩みを持つ人がいる安心感。
安心して話せる場所があること。
誰かの変化を見て、自分にも希望を感じられること。

そうしたつながりが、受講生の方々にとって大きな支えになっていました。

摂食障害や親子関係の悩みは、家族だけで抱え込んでしまいやすい問題です。

「こんなことを話しても分かってもらえないかもしれない」
「うちだけがこんな状態なのではないか」

そう思うほど、孤独感は深まっていきます。

けれど、安心して悩みを分かち合える場所があることで、少しずつ呼吸がしやすくなります。
自分だけではなかったと感じられることが、回復への力になるのです。

回復には、安心して頼れる場所が必要です

東京大学の熊谷晋一郎先生の言葉に、

「自立は、依存先を増やすこと
希望は、絶望を分かち合うこと」

という言葉があります。

摂食障害の回復にも、同じことが言えると感じています。

回復とは、すべてをひとりで抱えて頑張ることではありません。
安心して頼れる場所や、悩みを分かち合える相手を少しずつ増やしていくことでもあります。

苦しさや絶望を言葉にできる環境があること。
それを受け止めてくれる人がいること。
そして、同じように悩みながらも前に進もうとしている仲間がいること。

そうしたつながりは、回復を進めていくうえで大切な土台になります。

ひとりで抱え込まなくて大丈夫です

あなたは一人ではありません。

そして、これからもどうか一人で抱え込まないでください。

摂食障害の回復も、親子関係の変化も、すぐにすべてが解決するものではないかもしれません。
それでも、安心できる場の中で、自分の気持ちや子どもの気持ちに少しずつ気づいていくことで、関係は変わっていきます。

5月からは、新しいグループ講座の開催を予定しています。
すでにお申し込みもいただいています。

「このままではつらい」
「親子の関係を少しずつ変えていきたい」
「ひとりで頑張る状態から抜け出したい」

そう感じている方は、必要なタイミングでぜひつながってください。

一緒に、回復への一歩を進めていきましょう。

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