一人では、できなかった ―― 2026年7月を振り返って

一人では、できなかった ―― 2026年7月を振り返って

振り返ると、この1ヶ月は、私の人生の中でも忘れられない1ヶ月になりました。

目次

初めてのリアルセミナー、初めてのラジオ

生まれて初めての、リアルセミナーの開催。

長く伴走させていただいているクライアントの皆さん。書籍をきっかけに、初めて会いに来てくださった方。そして、全国各地から、わざわざ足を運んでくださった方々。会場でお一人お一人のお顔を見たとき、胸がいっぱいになりました。

そして、生まれて初めてのラジオ出演。1時間という長い時間、摂食障害について、お話しさせていただく機会をいただきました。マイクの前に座った瞬間の緊張は、今でも覚えています。

その裏側では、ある新聞社の取材を受け、言葉を紡ぐ機会もいただきました。

そして、トラウマリカバリーカレッジあさがや主催のオンラインセミナーで登壇し、お話しさせていただくという機会もありました。

書籍を通して。セミナーを通して。ラジオを通して。新聞の紙面を通して。

いろいろな形で、摂食障害に悩んでいらっしゃる方に届けていくために、体を張った1ヶ月でした。

一人では、何もできなかった

正直に言うと、セミナーを開催するにあたって、私一人では何もできませんでした。

「リアルで開催してほしい」と声をかけてくださった方がいたこと。スタッフとして、一緒に支えてくれた方がいたこと。

「応援しているよ」と、言葉をかけ続けてくださった方々がいたこと。

そして、書籍を通して出会い、「会いに行こう」と決めてくださった方々がいたこと。

そのすべてがあったからこそ、初めてのことを、ひとつずつ形にすることができました。

新しいことに挑戦するというのは、私にとっても、緊張の連続でした。夜、眠れない日もありました。「これでよかったのだろうか」と迷ったこと。「あんなことを言ってしまったかもしれない」と、あとから反省したこと。何度もありました。

でも、新しいことに飛び込んだからこそ、ずっとZOOMの画面越しでお話しした方々とリアルでお会いすることができました。初めて出会えた方もいました。

たくさんの温かいギフトをいただきました。

「やるのはあなた。
でも、一人ではできない」

摂食障害からの回復について、当事者にとっても、家族にとっても共通する、ある有名な言葉です。

7月、私自身が新しい挑戦をする中で、まさにこのことを、身をもって体感しました。

実際に動くのは自分かもしれない。でも、一人では、絶対にたどり着けなかった。

応援してくださる方がいること。支えてくださる方がいること。必要としてくださる方がいること。人の力、人とのつながりへの感謝。それが、私にとっての2026年7月でした。

これから迎える、大切な季節に向けて

今日で7月31日。今年は、もう残り5ヶ月ですね。

そして、実はこの夏から秋、冬にかけては、摂食障害に悩む方にとって、特につらい時期が続きます。

  • 薄着の夏 ―― 体形が気になって痩せたくなり、家族で過ごす時間が長くなる時期
  • 食欲の秋 ―― 食べることへの意識が高まる時期
  • 年末年始 ―― クリスマスやお正月など、行事の多い時期

例年、この時期に、苦しさが増してしまう方が多くいらっしゃいます。

私自身がどん底まで落ちたことがあるからこそ、「まだ大丈夫」「これくらい平気」ではなく、

「今、動けるうちに」「今できることを」やっていくことで、減らせる苦しみを減らしてほしいと思っています。

皆さんにとって、2026年7月はどんな月でしたか。よろしければ、コメントで教えていただけたら嬉しいです。

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この記事を書いた人

大橋とも(公認心理師)

25年以上にわたる摂食障害の当事者経験と、公認心理師としての専門知識を活かし、摂食障害に悩む子どもを持つ親のサポートに特化した実践・コーチングプログラムを運営。著書に『わが子が摂食障害になったら読む本』(Amazon「ストレス・心の病気」部門予約1位)。

※本記事は、筆者個人の体験および見解に基づく内容です。摂食障害の症状や治療については個人差があり、本記事の内容が特定の症状の診断や治療法を保証するものではありません。心身の不調を感じる場合は、医療機関または専門家にご相談ください。

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